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学園長の子育てポイント2015/09/17 更新

気力 やる気 元気を育てる

 子どもたちは、とても元気な存在です。朝早く起き、いろんな事に熱中して、走り回り、騒ぎ、集中していろんな事に取り組みます。遊び疲れると寝て、目が覚めるとまた動き続けます。一緒に遊んでいる大人は疲れ果ててしまいますが、子どもたちは元気で精気に満ちあふれています。人間は元来、元気な動物で、身の回りの不思議なものや、珍しいもの、食べられそうなもの、美しいものなどに興味・関心をいだき、観察し調べ触り興味が尽きるまでとことん関わります。この能力で生き抜いていくことができるのです。

 ところが、子どもが成長するにしたがい、少しずつ気力・やる気が消失し、元気のない子が現れます。影がだんだん薄くなり、存在感が感じられないような子さえいます。大人の世界ではもっと顕著にこの傾向が見られ、自殺をはじめ不幸なことが起きてしまいます。

 人間にとって、『毎日、元気に、明るく、やる気満々で過ごすこと』は、とても幸せで重要なことです。これは乳・幼児期から育てていく習慣です。親の力で子どもにプレゼントできる非常に大切な生き抜く力なのです。
 幼児期の元気すぎるパワーを温存し、大切に育てていくためのポイントを紹介します。参考にして、ぜひ実践してください。

(1)基本的生活リズムを整えること
  毎日決まった時間の充分な睡眠。安全で考えられた食事(まごわやさしいこ)。子どもの仕事としての教室の取り組み、お手伝いをする。

(2)ほめて!ほめて!自信(自己肯定感)を持たせること
 親や他人からほめられて、はじめて自分はできる、すごいと思えます。親の一番の仕事は、子どもができるようになったことを見つけ、それを言葉にして教え、力一杯 ほめることです。ほめられて、人は生きていていい自分を見つけ、自信をもちます。この自信から大切な意欲・やる気がわいてくるのです。
 ※ ほめる時、抱きしめたり、頭を撫でたり、頬ずりしたりするスキンシップをすると、自己肯定感が心の奥深く潜在意識まで届きます。

(3)子ども特有の興味・得意なことを探し伸ばすこと
 子どもの行動を見ながら、本当に興味があること、好きなこと、得意なことを探すことです。そして担当の先生や友人と相談しながら、好きなことに没頭できるような環境づくりをしていきます。そして一緒に遊んだり、つくったり、さがしたり、読んだりします。興味・関心は、成長するにつれ変化していきます。その都度、一緒にいろんな世界を探検します。

(4)失敗すること、汚すこと、散らかすこと 大切なことです
 熱中のあまり、汚したり・散らかしたり、大失敗をしたり。よくあることで、成長の過程で絶対に必要なことです。この時の親の対応が重要です。結果としての状況だけを見て、腹立ち紛れに怒るのは厳禁です。一生懸命に熱中していたときは、しっか りほめてあげて、一緒に片付けましょう。失敗からは多くのことを学ぶことができま す。汚すこと、散らかすことは、少しずつ教えて、上手にできるようにしていきましょう。

 日本人は、ほめることが苦手です。生きていく気力・自信を得るためには、子どもも大人も自分をほめてくれる人の所に集まります。まずは自分で自分をしっかりほめ、次に配偶者をほめてあげましょう。認めて大切にしてあげましょう。家庭が明るくなります。愛の行動が生まれます。前向きな行動ができはじめます。みんなが幸せになります。

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