目標づくりは、未来づくり、幸せづくり

 新年明けましておめでとうございます。今年も、子どもたちの「幸せな自立」をめざして、職員一同、一生懸命に指導させていただきます。よろしくお願いいたします。

 1月は新しい年の目標をたてる絶好の時です。見通しを持った幸せな人生にするために、充実した1年にするために、ぜひ家族全員で今年の目標をつくりましょう。台所の壁に家族のコーナーをつくり、そこに全員分の目標を貼り、ことあるごとに話をすると楽しいですよ。ただ、毎年、目標はつくるけれど、3日坊主になってしまい、辛いからつくらないというお父さんもおられるかもしれません。そこで、どのように目標をつくり実行すればいいかを考えてみましょう。

 1番大切なことは、ワクワクするような目標を立てることです。これができたらどんなにいいだろうと思うことを考えます。○○に旅行に行く。○○をつくる。○○ができるようになる‥‥‥‥。気をつけることは、すべきことを目標にしてはいけないことです。○○キロやせる。朝、6時に起きて勉強する。片付けをする‥‥‥などです。すべきことは、忍耐と大きな努力がいり、なかなかできないのです。大好きなことを中心に、更に発展できるような目標にします。とりあえずつくってみて、具合が悪ければ、途中で何度もつくり直しましょう。

 2番目は、目標が達成したときのことをイメージして、楽しむことです。お子様には、目標が達成したときの楽しい光景をお話ししてあげてください。このイメージは、寝る前に布団の中ですると幸せな気持ちで睡眠できます。イメージをすることにより、目標をどのようにすれば達成できるかが具体的に分かります。またその時の喜びなどを疑似体験でき、やる気(モーチベーション)が出てきます。できるだけ毎日しましょう。とても楽しく創造的で幸せな作業です。

 3番目は、目標を細分化し、スモールステップを考えることです。2番目の目標達成のイメージをしていると、これから始めればいいんだ。こんな力をつけたらいいんだ。これができたら次はあれだ!ということが解ってきます。いきなり大きな目標は達成できません。小さな目標(スモールステップ)をつくり、期限を決めて実行しましょう。小さな目標は少し努力すればできます。達成できるたびに自信がつき、ますますやる気が出てきて、目標達成が実際に見えてきます。

 さあ!目標が決まったら、すぐ行動しましょう。毎日少しでも関係あることをすることが大切です。ワクワクしながら、お子さんと一緒に好きなことをしていきます。目標に向かって努力しているあなたの家族は、明るく笑顔がいっぱいです。前向きの言葉がたくさん出てきます。幸せになるための力が着実につきます。目標づくりは、まさに未来づくり、夢づくり、幸せづくりの第一歩なのです。素敵な2018年にしてください。応援しています。 (建治)