私の家族 2016年の夢づくり!

 新年明けましておめでとうございます。今年も、子どもたちの「幸せな自立」をめざして、職員一同、一生懸命に指導させていただきます。よろしくお願いいたします。

 

 古くからの諺(ことわざ)に、『一日の計(はかりごと)は朝にあり、一年の計は元旦にあり』というものがあります。計(はかりごと)、計画がなければ流され、成果を上げることはできません。時間を上手に使い、充実した一年にするためには、正月の今、家族そろって今年の目標、夢を出し合い、楽しみ笑いながら励まし合って、夢を実現していくことが大切です。

 

 正月のこの時期は、新しい年の目標をたてる絶好の時です。見通しを持った幸せな人生にするために、家族全員で今年の目標や夢をつくりましょう。台所の壁の一角に「家族の目標コーナー」をつくり、そこにみんなの目標を書いて貼り、ことあるごとに話をすると楽しいですよ。3日坊主にならないためには、どのように目標をつくり、実際に取り組みをしていけば良いでしょうか。

 

 1番大切なことは、わくわく・ドキドキするような目標・夢を立てることです。

 これができたらどんなにいいだろうと思うことを考えます。○○をつくる。○○ができるようになる。○○の資格を取る。○○に旅行に行くなどです。気をつけたいことは、しなければならないことを目標にしないことです。○○キロやせる。朝、6時に起きて勉強する。片付けをする‥‥‥などです。しなければならないことは、面白くないのです。大好きなことを考えて、更に発展できるような楽しい目標にしましょう。とりあえずつくってみて、具合が悪ければ、途中で変更しましょう。

 

 2番目は、目標が達成したときのことをイメージして、楽しむことです。

 お子様には、目標が達成したときの楽しい光景をお話ししてあげてください。このイメージは、寝る前に布団の中ですると幸せな気持ちで、明日も頑張ろうと思って睡眠できます。毎日イメージをしていると、目標をどのようにすれば達成できるか、何が必要かなど具体的なことが見えてきます。達成した時の喜びを疑似体験でき、モーチベーション(動機づけ)を上げることができます。

 

 3番目は、目標を細分化し、スモールステップを考えることです。

 目標達成のイメージをしていると、こんなことができたらいいんだ。こんな力があればいい。これがやってみたい。これをするぞ!ということが解ってきます。いきなり、大きな目標は達成できません。小さな目標(スモールステップ)をつくり、期限を決めて実行していきましょう。小さな目標が達成できるたびに自信がつき、ますますやる気が出てきます。小さな目標を大きな目標の下に書き込みましょう。

 

 4番目は、スモールステップの目標を達成するために行動することです。

 目標を決めた日から早速取りかかりましょう。目標に向かって、ワクワクしながら好きなことを少しずつしていきます。目標に向かって努力しているあなたの家族は、笑顔いっぱいで、幸せになるための力を着実につけ、大きく羽ばたいています。目標づくりは、まさに未来づくり、夢づくり、幸せづくりそのものなのです。

                                    ( 建 治 )