一流の大人にする子育て
以前出会った本に前川孝雄「一流の人だけが実践している成功術」(日本文芸社)というものがあります。数多くの一流と呼ばれている方と会い、話しをしながら気付いた共通点をまとめられた本です。読んでみると、子育てのヒントになることがたくさんありました。私なりにまとめ直し、紹介したいと思います。
一流とは、「第一等の地位。最もすぐれている段階」のことです。第一等の大人、最もすぐれている大人になるためには、どのような資質を育てればいいのでしょうか。
1.ポジティブ思考
どんな時でも前向きで、明るく楽しく生活できるようにします。「おもしろい」「やってみたい」「すごい」「ありがとう」というような言葉を意識的に使うようにします。反対に「でも」「もし」「どうせ」「ダメ」「できない」などの言葉は使わないようにします。うまくいかなかった時も、いい勉強をしたと思い、どうしたら楽しくうまくいったかを考え、工夫します。親の姿勢が子どもに伝わります。
2.具体的な行動目標をつくり、実践、達成していくことを習慣化
少し努力すれば達成できる具体的な行動目標を親子でつくり、毎日少しずつ達成していきます。「プリントコースのプリントを一日3枚する」「毎日20分間読書をする」「暗唱文集を1頁暗唱する」「トランポリンを10分間する」「食事の後片付けを手伝う」などです。大切なのは、親と一緒に点検できる目標をつくり、できるように上手に仕向けて、毎日できたかをチェックし、カレンダーに記録し目で見て、誉めてあげることです。できたこと。誉められたことは自信になり、次への意欲になり、毎日することで確実に力になります。達成する喜びを体験させてあげましょう。
3.友達の良いところを見つけ、それを伝えること
周囲の人の良いところを見つけて伝えてあげましょう。周囲の人が大切にしていることを見つけて、その話を聞いて感心し、認めてあげましょう。人間関係の基礎は、互いに認め合うことです。そのために良いところ探しをしていきます。どんな人にも必ず優れたところ、大切にしているものがあります。親と一緒に探し、その人に上手に伝えます。良いことを伝えることからいい人間関係がスタートし、仲間を増やすことができます。
4.趣味、好きなことに熱中する
大好きなことを探し、毎日時間を決めて熱中します。お絵かき、虫探し、ブロック、絵本、読書、おもちゃ、パズル、プリント、ままごと、砂場あそび、粘土、サッカー、野球など、好きなことに没頭します。趣味・好きなことを伸ばすことはとても楽しく、集中力や特殊な能力が身につき、自信がつき、人としての器を大きくします。
我が子を一流の大人する子育ては、子どもの個性をみつけて伸ばし、良い人間関係をつくり、幸せな人生を送るための力をつけることです。子育ては自分育て、我が子とともに、自分も一流になる努力をし、周囲の方を活かし、笑顔の絶えない幸せな社会をつくっていきましょう。
( 建 治 )

