新年度です!
野山に美しい花々が咲き乱れ、春爛漫、気持ちのいい季節となりました。新年度を迎え、子どもたちは新入学・進級・クラス替え・担任の先生の交代など、新しい環境での生活になります。
1.子どもが新しい環境に慣れることが一番 !
学校園の環境が変わることは、子どもにとってすごいストレスです。ストレスを取り去り、楽しく意欲的な生活ができるために次のことに気をつけましょう。
(1)親は『子どもが一番』を、4月中は特に意識します
この時期、親も多忙を極めます。しかし我が子のことを一番に考えて、子どもとの時間を上手につくるように、父母・祖父母と連携して取り組みましょう。
(2)生活リズムを意識的に整えます
起床時間、食事時間、家庭での取り組み(学習)時間、遊び時間、お風呂の時間、就寝時間などを意識的に守り、気持ちよく目覚め、ゆっくり楽しく食事をとり、取り組みをし、遊び、充分な睡眠をとらせます。規則的な生活リズムが大切です。無理をしないとできないことは、簡略化してできる時にします。
(3)園や学校での出来事をしっかり聞いてあげます
学校園から帰ってきたら、抱きしめて、その日の出来事を目を見てうなずきながら聞いてあげましょう。学校園での様子も分かり、聞いてもらうことで子どものストレスが発散されます。楽しかったこと、うれしかったことなどをたくさん聞いてあげましょう。子どもが明るく意欲的になります。
(4)『いい担任の先生でよかったね』と、はっきり子どもに伝えます
担任の先生が大好きになり、先生にも好かれることが学校園のでの活動を有意義なものにしていきます。まず親が先生を好きになることです。欠点や足りないことなども上手に誉めながら伝えます。子育ては、学校園と家庭との連携です。先生と上手に連携する努力をしましょう。
(5)完璧を目指さないこと
完璧にできることを目指すとストレスが溜まります。できるように努力して頑張りますが、親も子どもも楽しく喜んでゆとりを持った活動ができるようにしましょう。無理をしないことが、この時期一番大切なことです。
2.新しい夢、目標を語りましょう
新年度はドキドキ、ワクワク、何かに挑戦してみたい気持ちになります。この気持ちを大切にし、家族みんなで夢を語りましょう。
こんなことをしてみたい。こんなところに行ってみたい。こんな物を造ってみたい。こんな物を食べてみたい。こんな人と会ってみたい。こんな勉強をしてみたい。こんなことができるようになりたい。
夕食の時などにそれぞれが発表し合い、台所に大きな紙を貼り、書き入れていきましょう。したいことが増えると楽しく、意欲的になります。
少し落ち着いてから、どのようにして夢を実現させるかを考え、取り組みを始めましょう。
(建治)